福岡県糟屋郡宇美町の皮膚科クリニック

たけうち皮膚科クリニック

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暮らしのなかのスキンケア 32 紫外線対策⑥

2019年05月21日

日焼け止めクリームなど、サンスクリーン剤の強さについて。

サンスクリーン剤にはSPFやPAなどの表示があることにお気づきだと思います。

SPF(sun protection factor)はUVB(中波長紫外線)に対する指標です。

これは30や50などの二けたの数字でその強さが表されています。

また、PA(protection grade of UVA)はUVA(長波長紫外線)に対する指標です。

これは「+」、「++」など+の数(1~3個)でその強さを示しています。

サンスクリーン剤は皮膚への刺激になることもあるので、その強度は目的に合わせて選ぶことが望ましいです。

海水浴やハイキング・野外スポーツなどでは、目安として、SPF40以上、PA+++

庭仕事・スポーツ観戦などはSPF20~30、PA++

というように、お天気や行動でどれくらい紫外線を浴びるかによって適宜使い分けをするのが理想です。