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外用剤の塗り方…その２
2022年11月3日
(1) 中学生以上のアトピー性皮膚炎の方が、全身に軟膏を塗るのに必要な量は、およそ２０ｇから３０ｇです。
チューブや丸い容器に入った軟膏を処方されると思いますが、全身に塗る前に、およそ必要な量を予想してみてください。
(2） かゆいところから塗りたくなるものですが、腕、あし、体の前、後ろ、頭、というふうに順番に塗るとむらなく塗れます。
慣れてくると、片手だけでなく、両手で手際よく塗れるようになります。
慣れるころには症状は改善していることも多いと思います。
(3) 保湿剤とステロイド外用剤の両方を処方された場合は、塗る前に、清潔な紙やプラスチックのお皿などで二つを混合しておくと時間の短縮になります。
よくなってくれば、別々に塗ってもそれほど時間はかかりません。