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外用剤の塗り方…その3 頭部
2023年01月5日
頭に皮膚病ができたとき、薬はどう塗ればいいでしょうか?
頭部は、鏡を使っても自分の目で確認することが難しく、どこに皮膚病があるかわかりにくいです。また、場所が確認できても、髪の毛のためお薬を塗るのはなかなか難しいです。
頭皮用の外用剤(塗り薬)は液剤で処方されます。
塗り方に少し「要領」が必要ですが、慣れればうまく塗れます。
右利きの人は右手で容器を持って、液の出口を直接患部の皮膚にあて、左手でまわりの患部の状態を確認しながら、塗り広げます。悪いところを左手の指でさぐりながら塗ってください。患部がしっとりぬれるように塗ります。髪の毛についた分は薬の無駄になりますので、髪につかないように気をつけて下さい。
塗ったあと、容器の口はアルコールでふいておきます。
塗るたびに患部の状態を指先で確認するうちに、指先の感覚が鋭くなり指先の動かし方にも慣れてきて、上手に塗れるようになります。